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猫も杓子もアメリカ生活

去年の年末年始その4.サンデイエゴからLA・・・の巻。

毎日旅行回顧録が続きますが、しばしおつきあいを願います。
なぜ今旅行回顧録なのかというと
この1週間、毎日雪で、家に引きこもっているため、話題がないからです。
すみません。

2007年12月30日。
あさいちでメキシコの国境を見学したあと、再びサンデイエゴへ。
あまり、観光情報を入手していなかったので、
とりあえずOld townへ。
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とても勉強になりました。
開拓当時を偲ばせる町並みを再現していたり
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古い開拓民の暮らしや、移民の人たちの所持品などが展示してあったり
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クラシックな茶器類や、装飾品、すてきな日用雑貨なども売られていた。

レストランもメキシカンの雰囲気をたっぷり味わえた。
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青い空の下、そこら中赤やピンクの花が咲き乱れ
本当に冬なんだろうかとおもうサンデイエゴでした。


さて、盛りだくさんな一日。
午後は、海沿いの道を通り、途中港に寄ったりしつつ、
これから2泊お世話になるLos Angelesの宿へ。

ホテルはリトル東京にある京都グランドホテル。
大晦日と新年を日本の雰囲気の中で味わうにはいい環境だった。
日本のお正月らしいホテルの飾り付けや、日本語の通じる受付でちょっと肩の力が抜ける。

早速リトル東京の散策。
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夕方、閉館ギリギリの時間に全米日系人博物館に入る。
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ここには、日本から移住してきた先人達の苦労の日々が克明に展示されていた。
こういう先人達のご苦労があって、このアメリカ社会での日本人の居場所があり
こうして私たちも暮らしていられるんだと感じた。
異国の地で、日本に思いを馳せながら、限られた不自由な中で日本人らしく暮らしぬいた人々を尊敬せざるを得ない。
そんな日本人らしい暮らしをしたいと思われていた証が、こういうお寺だと思う。
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私たちも元旦はここ(高野山米国別院)と、東本願寺へ初詣に行った。
高野山でお守りと破魔矢、カレンダーをGET!
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夕食はリトル東京から少し歩いたところにある居酒屋さんで和食満喫。
しばし、アメリカにいることを忘れられた。


リトル東京の二宮金次郎。
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2007年12月31日。
さずが日系ホテル。ちゃんとテレビジャパンが写るではないか。
朝起きたら、テレビで紅白をやってた。(時差でちょうどこの時間がその時間だったんだ。)


紅白を見たあと近くの紀伊国屋書店で本を買いあさり、
そのまた近くのラーメン屋さんで、ずっと食べたかったラーメンを食べる。
私が住んでいる地域にもラーメンを食べられるところがいくつかあるが
もっと“おいしい”求めて、LAに行ったら絶対ラーメンを食べようと思っていたのだ。
(シアトルにはおいしいところがいくつもありますが)

LAで入った和食関連のお店では、店員さんもお客さんも日本語で会話していて、
みんな知り合いのようだった。
そこで、安堵感を感じられそうなものだけれど、なぜか逆に、
遠くからきた日本人の私たちにはちょっと入りにくいというか、よそ者扱いな感じがしなくもなかった。
気のせいかもしれないけれど、「へえ、日本からの観光の方ですか?」みたいな
ちょっと上から目線のようなかんじで、夜に入ったしゃぶしゃぶやさんでも
「通常ははいちげんさんは、いらっしゃらないんですけどねえ」と
せっかくおいしかったのに、帰り際に余計な一言を聞かされた。
大晦日のいい気分の夜だったので、ちょっとテンションが下がった。
ただ、「またお越しください。」といった方がいいと思うんだけど、なんのためだったんだろう。

あー、そういえば前にサンフランシスコで入ったお寿司屋さんでも
これに比べられないほど、かなりいやな気分になったことがある。
傲慢きわまりなかった。
たまたま、私たちが入るところがそうなのか。気のせいなのか。
私たちがサンフランシスコで入ったおすし屋さんでも、LAで入った和食屋さんでも
せっかく癒しを求めて入っても、どこも少なからず、ちょっとやなかんじだったと思う。
きっとそうでないところもあるんだろうけれど。
都会はきっと、黙っていてもお客さんが来るからかなあ。
(ちなみにポートランド界隈の和食屋さんで、やな感じを受けたことはありません。)

そういえば、この大晦日の日、年越しそばを食べようと思って入ったところでも、
対応の悪さに耐えられず、注文せずに出てきてしまった。
いつもは我慢するけれど、このときはさすがにいい気分で新年を迎えたかったから。

それにしても、都会の和食屋さんはそうなのか。
長くアメリカに住んでいると、来たばかりのような雰囲気の私たちみたいなのがアホに見えるのか。
長いと小山の大将になってしまうのか。
(え?ひがみに聞こえます?)

これならまだ、うっとうしいけど愛想のいいアメリカ人のお店の方がいい。

ああ、おもいだすと腹が立つ、サンフランシスコのお寿司や。
3年前の冬のことですけど。しつこいですね、私。
でも、ちょっとだけいいですか?
いくつもそのお店で、はあっ?と思うことはあったんですが
たとえば、今帰ったばかりのお客さんの悪口を私たちに言ったり、
従業員の女の子に怒鳴り散らしてるし、
私がたのんだ豚の角煮を、「おいしい?」と聞くので、「おいしいです!」と、にっこり笑ったら
「そう、ならいいけど、まだ煮込んでいる途中なんだ、それ。」・・・って。
とか、
寿司屋の親父 「どこに住んでるの」
私 「オレゴンです。」
寿司屋の親父 「オレゴンってデブ多いよね。」・・・とか。

蟹を勧めてくるので、じゃあそれ。ってたのんだのに全く来る気配無し。
で、「か、蟹は・・・。」と聞くと、「ああ、いま茹でてる最中だからまってて!」
といって、しばらくして出てきたのが、冷え冷えのヤツ。
しかもまずくて、すかすかの蟹。
他にもいろんな、「はああああ?」があった。きりがないのこれでやめるけど。

お金払いたくないくらいだったのに、請求書にチップが組み込まれてるし。
失礼極まりない。ありえなくないですか?
第一、はじめてきたお客さんにそのえらそうな物言い。ばかにしてやがる。

当時は来たばかりで、仕組みがまだわからなかったので言われるがまま払ったけど
今だったら絶対、抗議する。
っていうか、やな感じって思った時点で出てくる。


サンフランシスコは好きな町だけど、それを思い出すとすべていやな思い出になってしまう。

すみません、すっかり愚痴になってしまった。
きっと、なかにはすごくいい日本人のお店もあると思うので、
いいお店の方にとばっちりが行っては困るんですけどね。
たまたま、入ったところがいけなかったんだろう。

でも、いつか誰かに言いたかったのよね。
それをこんな公共のウエブにのせてしまった。
固有名詞は書かないので許してください。


これから長くアメリカに住んだとして、いろいろな事に慣れてきて、
英語がぺーらぺらになって、アメリカ社会に詳しくなっても
えらそうにならないように気をつけよう。
日本に帰ったあとも二言目には「アメリカではさあ・・・。」と言う人にはならないようにしよう。
ああ、すでに実家とか友達のウチで言いまくったかもしれないなあ。

それに、これを書いている時点で、私もすごくやな感じの人かもしれないけれど。
ごめんなさい。

しかし正直な、おもうところでした。

気を取り直して・・・
この、12月31日は、LAの他のところもいろいろ行きました。
オルベラ街のメキシカンなマーケット。LA発祥の地なんですって。

あと、Los Angeles Times社の見学は見応えがありました。
古い印刷機や
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数十年分の過去の歴史的な記事の展示。
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いろいろなオフィスの中。
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ギャグを交えながら、詳しく、日常の仕事ぶりを、Times社の方が案内してくれた。
LA観光はこれが一番よかったなあ。

あ、あとLAらしいなあと、すごく思ったのが
車の渋滞とあちこちでならされているクラクション。
この日は一日に3件追突事故を目撃しました。
すごいなあ。
ポートランドも割と大きな町だけれど、やっぱり雰囲気がちがうなあ。
シアトルとも違う。
おもしろいなあ。これだから旅はやめられない。

2008年元旦。
初詣に行き、大きな日系スーパーMITSUWAに行き、
ポートランドでは買えない食材や、焼酎の数々(すごい本数)、米とか買い込み
元旦早々帰路へ。

今年いっぱい、車ばかりのってたのは、こういう年の始まりだったからかも。

2008年1月1日夜はサンフランシスコの少し北、ワインで有名なナパバレイに泊まり
正月早々、ワインを楽しみ、2日はひた走り、州境を2つ越え、深夜に帰宅。
ああ、今年はワインもよく飲んだなあ。

やっぱりそんな始まりの去年の年末年始だったからかな。
一年の計は元旦にありっていいますもんね。

来年はどういう年になるかなあ。
今年いっぱいまでは、私、細木数子的に言うと3年におよぶ大殺界だったんですよ。
たしかにいろんな事がありました。
これからは、いいことたくさんあるといいなあ。

皆さんもよい年をお迎えくださいね。

ああ、今年はまだあと、2週間近くありますね。


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by yumi_nyago | 2008-12-19 05:24 | カリフォルニア旅行
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アメリカ駐在会社員の妻が日々格闘する、はちゃめちゃライフ

by yumi_nyago
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