人気ブログランキング | 話題のタグを見る

猫も杓子もアメリカ生活

ヨセミテに行ってきました・・・の巻。

独立記念日のため、会社は7月3.4.5日と連休だったので
7月2日夕方、旦那が仕事から帰宅後、すぐに家を出てサンフランシスコに飛びました。
ポートランド国際空港まで車で15分ぐらいなので、ほんとに便利。
空港での待ち時間に、家から持って行ったお弁当で夕食。

アメリカ国内線は、すっごく小さいマイクロバスレベルの人数しか乗れないプロペラ機になることもありますが、今回はまあまあバスの少し大きいぐらいの飛行機でした。(アラスカ航空)
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_5162417.jpg


7:50ポートランド発、9:40サンフランシスコ着。
空港に着いたらすぐレンタカーを借り、空港近くのホテルに宿泊。
翌朝に備えてすぐ寝る。・・・はずが、近くのスーパーで買ったワインを開け、ガッツリのんでしまった。

7月3日。
朝、5時にはホテルを出発しようと思っていたのが、結局7:45出発。
(旦那、仕事?でたまった疲れと、昨夜のワインのため、だるそう。)

AM11時頃ヨセミテに着いたけれど、ゲートで40分ぐらい渋滞。
結局お昼。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_5333861.jpg

ヨセミテ国立公園に入ったら、そのまま公園のハイランドを東西に横断できるタイオガロードへ。

ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_5372518.jpg

なんか、すんごい、岩山に圧倒される。

ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_537417.jpg

向こうの方の山が白っぽく見えるけど、雪じゃなくて白い岩肌。
なんというか、すごい幻想的。

思えば、アメリカに来てから、ずいぶんいろいろなところを車で走り、
草も生えない乾燥した大地やら、果てしなく見渡す限りの広い畑や丘、
深く豊かな森のどでかい木々、何処までも続いた海沿いの砂丘、大きな湖のような幅の川や、
とってつけたような真っ青な湖、覆い被さるように切り立った岩がむき出しの山や氷河、
不思議なテーブルマウンテンや真っ赤な岩が輝く山など、
とにかくいつも、何処へ行ってもその雄大さに驚かされて来ました。

が、またもや、まだヨセミテのメインの見せ場じゃないにもかかわらず、
その空気のよさと、見渡す限りの岩の山々に、思わず、「おおおお・・・!」

タイオガロード中程に現れたTenaya Lake
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_5592278.jpg

なんとも吸い込まれそうな、透明な水をたたえた湖。

少し行くと、大きな一枚岩の山が次々現れる。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_633133.jpg

目をこらしてみると・・・、おっと、人が登ってる。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_634462.jpg


更に東へ走る。
トゥオルミミドウ。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_683792.jpg

ここは割と標高の高いところにある湿地帯のようで、
平坦なトレイルを散策したり、川で釣りをしたりしている人がいました。
私たちはここでお昼。
岩に腰掛け、サンフランシスコからの途中の道で買ったSubwayのサンドイッチをほおばる。
澄んだ空気と、そよかぜと、鳥の声、柔らかい日差しで
かなり素敵なランチタイム。

トゥルミミドウで、しばしゆっくり景色を見た後、もと来た方向へ戻りつつ、
May Lakeトレイルに寄り道。

タイオガロードから北へちょっと入るこんな道へ。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_62255.jpg


この道の突き当たりに車を停めて、ハイキング。
・・・それがね、ここで、すんごい時間を食ってしまったのよ。

目の前のトレイルの道に迷わず向かい・・・
こんな下り坂を行く。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_6222397.jpg


でも、おかしいぞ・・・ガイドブックには上り坂と書いてあったのに・・・と思いつつ、
まあ、そのうち登りになるのかな・・・うん、「地球の歩き方」は時々情報が違ってるときがあるし・・・と、自分らが間違ってるとは、夢にも思わず、かれこれ40分ほど歩く。
しかもずっと下り。
ああ、これをまた、帰りは登るのか・・・と思いつつ。

あれ?なんか、車道がでてきたよ?
そんなはずは・・・なんでなんで?

そう、我々は、湖と反対方向に向かって来ていたのです。
この今来た道は、違うところからMay Lakeに行く長めのトレイル。

え゛~!っっということは、この40分の道を上り、更に倍の道を上らねば湖に行けないという事じゃないか・・・。
ショックにうちひしがれつつ、そうはいっても歩かないと戻れもしないので
また、黙々と登る。

50分ほどかけて、やっと元の場所へ。
あ゛~表示があったではないか・・・。
これではなくて、
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_6382811.jpg

こっちの道。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_6384198.jpg

これからもし行かれる方、気をつけてくださいね!
私たちが元に戻る途中にも、何人もの人とすれ違い、
そのたびに「もしかしてMay Lakeに行こうとしてます?これ、反対方向ですよ。」・・・と
教えてあげました。

さてやっと原点に返り、更に上り坂。
しかも今度は森の中ではなく、太陽が照りつける、つづら折りの岩の道。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_6442725.jpg

標高が高いので(たぶん2000m以上ある)ゆっくり歩いても心臓がドキドキして、
すごく疲れて、ちょっと歩いては休みを繰り返す。
でも、こんなに標高が高いのに、恐ろしくたくさん蚊がいて
ちょっと立ち止まると、どう猛な蚊が何十匹も襲いかかってくるので
暑くても、腕まくりもできない。
(すれ違う人々は、みなさんタンクトップに短パンという出で立ちでしたが
私は蚊に刺されたくないのでゴルフ用の雨具上下を着、帽子をかぶり、グローブをしていました。
さらに虫除けスプレーもしてましたが、蚊のヤツ、グローブの小さな通気口から血を吸いやがった。)

そんなこんなで、やっとこさ、たどり着いたMay Lake。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_6531269.jpg

向こうの山はMt.Hoffmann。標高3307m。

なんだかんだと、山を下ったのが6時頃。
これからまだ行くところがあるので、ヨセミテビレッジに急ぐ。

ビレッジに行く途中、いくつも山火事を見ました。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_6583640.jpg

そういやあ、ニュースでやってたなあ。

ビレッジ到着。
もう夕暮れだ。早くしなきゃ。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_732893.jpg


夕日に輝くハーフドーム。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_742044.jpg


ビレッジから見た夕日。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_75244.jpg


そして、ヨセミテのいいとこ取り、トンネルビューからの景色。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_752459.jpg

左がエルキャピタン、向こうにちょっぴり頭が見えるハーフドーム、
右手前にブライダルベール滝。

ああ、よかった、間に合って。
明日、スムーズにいくためにビレッジ内を下見。
一方通行が多いけど、なんかちょっとわかりにくかったなあ。

そんなこんなで、一日を終える。
あ゛~くたびれた。ホントに疲れた。
あの標高でのトレイルが、がっつりきいたようだ。

ホテルに着いたら、どっときて、食欲も沸かず、(食べたけど)
この私たちにはめずらしく、ワインを飲む気力さえなく、お風呂につかった後、ベッドに倒れ込んだ。

明日はもっと長くきびしく(私たちには)、美しいトレイルについて。

にほんブログ村 海外生活ブログ 海外駐在妻へ
にほんブログ村 旅行ブログ アメリカ・カナダ旅行へ
今日も最後まで読んでくれてありがとうございます。
よろしければ上のバナー(海外駐在妻・北米旅行)をワンクリックで1票お願いいたします。
(ブログ村ランキング参加中なのです。)
クリックするとその先に、他の人気ブログがみられます。


ビレッジを流れる川。
ヨセミテに行ってきました・・・の巻。_c0177671_723351.jpg

by yumi_nyago | 2009-07-07 13:07 | カリフォルニア旅行
<< ヨセミテのハイキング・・・の巻。 花火したかったなあ・・・の巻。 >>



アメリカ駐在会社員の妻が日々格闘する、はちゃめちゃライフ

by yumi_nyago
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31