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猫も杓子もアメリカ生活

もうすぐChange・・・の巻。

アメリカの大統領がオバマ氏になるまであと1週間をきりましたね。

で、今、日本のニュースで見たんですけど
オバマ氏はこの経済対策にGreen Recoveryを採用すると。
これは、環境問題に投資することによって、経済も雇用も改善されるだろうという
マサチューセッツの大学教授の提案だとか。

みなさんのそのニュースご覧になったかもしれませんが
たしか、その教授がおっしゃるには1500億ドル(日本円で13兆円)程度投資すればいいと。
1500億ドルはアメリカのGDPの1%にあたり、今の軍事費の4分の1だそうです。
(・・・テレビで言ってたのを、メモした情報ですが。)

イラクなどの軍事費がへり、その分環境対策に投資して、たくさんの人の雇用も確保されるようになるのなら、是非進めてほしいですよね。
アメリカ人も最近は環境問題に関する意識が高まって、ソーラーパネルの業界も伸びているとも言ってました。
ってことは、アメリカが本腰をいれて、環境対策に取り組めば、
経済にも、地球温暖化にもきっといい影響があるに違いないですよね。

はやくそうしてほしかったですが
かつて、ブッシュがアメリカの経済に悪影響があるとかで、
京都議定書にサインしませんでしたが、
今のアメリカは、ここまで壊れてしまったら、むしろすっかり方向転換してほしいです。
いや、さすがのアメリカ人も今が変わるときだと思ったから、
オバマ氏のChangeが心に響いたんでしょうね。

ちなみに皆さんご存じとは思いますが
京都議定書とは
1997年12月に京都で開催された「気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)」で採択された、
二酸化炭素(CO2)など6種類の温室効果ガスについての排出削減義務などを定めた議定書のこと。
2005年2月16日に発効した。1990年を基準年として温室効果ガスを
先進国全体で5.2%削減することを義務づけるとともに、CDMやJI、排出量取引などの
「京都メカニズム」という仕組みも導入された。日本は6%の削減が義務づけられ、
国内法も整備されたが、達成は危ぶまれている。

*上記文章は環境goo環境用語集より抜粋


ちょっと話がはずれますが、最近地元のニュースで銀行強盗が相次いでます。
なんか殺伐としてきていますね。

話、戻ります。
環境対策って色々あると思うんですが、
ソーラー発電とかの自然エネルギーの開発とか、建物のエネルギー効率の工夫とか、
木を植えるとか、この車社会ではやはり、クリーンエネルギーとかですかね・・・。
あとなんだろう・・・。

アメリカに来て、まず私が罪悪感だったのが、やっぱりゴミ問題ですね。
日本では洗剤とか詰め替え用のがあったり、牛乳パックのリサイクルとか
ゴミの分別とか、かなり厳しくなっていたから、それが普通だったけれど
アメリカに来たら、なんとプラスチックゴミの多いこと。
それと、紙製の使い捨て(紙皿、紙コップ、ペーパータオル、ほか。)の多いこと多いこと。
学校でも、お昼休み、多くの人が屋台スタンドにお昼を買いに行くので
その容器でゴミ箱がいつもいっぱいでした。
あ、でもそれは前はプラスチックでしたが、最近は一斉に全部のスタンドが、リサイクル紙で出来た容器に変わりましたけど。

スーパーでは、牛乳も、オレンジジュースも、洗剤も、同じようなしっかりした、大きなプラスチックの容器に入っていたり、、あと、小さい物でちょっと高価な物は必用以上に大きな透明の堅いプラスチック容器に包まれていて、たぶん、万引き防止なんだとおもうけど、それを開けるのがまた大変で・・・。
まったく、無駄だなあと思いながら、普通のゴミと一緒に捨てるしかないんです。

スタバとかマクドとかでも、山のような紙のゴミ。
そんな店が町中のいたるところにあるし、
かといって、家庭のゴミは、ある程度リサイクルで新聞とかボトル類とか分けるけれど
それほど厳密に分かれてないし、おそらくゴミ袋の中には何でもかんでも入っているんだろう。
だってアメリカ人がそんなに丁寧にゴミの分別をするはずがない。
外にでたら、食べ残しもプラスチックも紙類も燃えないゴミもごっちゃだし。
他にもいろいろ思うことはあったんだけど、
そんな私も2年半が過ぎ、だんだん意識も薄れ、実は他には何が罪悪感だったか
思い出せなくなってきているのが、本当に怖いのです。

引っ越してきてすぐ、何をどう捨てていいのかわからなくて、
管理人さんに、スプレー缶はどうやって捨てたらいいの?とか、使い終わった電池は?
とか、発泡スチロールの緩衝材は?壊れた皿は?古い靴は?・・・とか質問したんですよ。
そしたら、なんでそんなこと聞くんだ?って顔で、
「ただ、あのコンテナに全部捨てればいいだろ。」と、アパートの大きなゴミ集積のコンテナを指さされたのを思い出します。
ええ、生ごみも、紙も、古い家具も、古い家電も、プラスチックも、ガラスも、木も
みーんな一緒です。
日本からこちらに来るときの引っ越し作業で、不要品の処理に苦労したので
特にゴミに関しての扱いの違いが、すごく印象的だったんですよね。

リサイクルに関しては、アメリカのなかでもこの辺や、ポートランドは結構早いうちから取り組んでいた地域だと聞いてますが、それでもこうなんだなあとおもったものです。
(一戸建ての家のゴミや、他の地域は違うかもしれません。)

一体、この大量のゴミ達はどこへ行くのだろうというのが、ずっと疑問なのです。
ゴミ処理場とかリサイクル工場とか、近くで見たことがないし。
どなたか、知ってたら教えてください。

あ、話は変わりますが、
さっきのニュースの続きで、
今、日本の若者の間で、オバマ氏の演説をまねる英語教育が流行っているとか。
オバマ氏の演説CDが付録についた本も一番売れてるとかで、
確かに、私もほしい。
あの力強く、誠実そうな、説得力のあるスピーチが、とても参考になり、
いろいろな場で役に立つので人気なんだそうですね。

アメリカ人の子供は小さいうちからスピーチや、自分の考えをきちんと伝える教育を受けているらしいので、その辺は見習わなきゃです。

オバマ氏の演説を聴いてすごく感動したけれど、
たとえば日本の政治家が同じような内容で
「そうだ!我々は出来る!」をもっともらしい顔で連呼していたら、
ちょっとクサイかなと思っていました。正直なところ。
でも意外と日本でもいいのかも。
ただ、そういう見本になるような、使命感と、リーダーシップがあって、
存在感と期待感のある政治家がいないから、想像できなかったんだ。

これから日本もかわるかなあ。

んんん、まず自分が変わらなきゃなんだけど。
我が身を振り返ると、急にスケールが小さくなる。
はい、だだの主婦ですから。

あ、アメリカ人に「I'm just a housewife.」(私はタダの主婦です)っていうと
必ず、「No, not "just housewife". You are a domestic engineer.」
“ただの”なんかじゃない。立派な職業だ。主婦の仕事に誇りを持て、と言われます。
社会で働く自立した女性がすばらしいとされるアメリカで、そういわれるのが意外でしたが、だからこそなんでしょうか。


すみません、今日の内容は、だらだらと思うことをとりとめもなく書いてしまいました。

最近ずっとフロリダ旅行記を書き続けていて、さすがにちょっと自分でも飽きてきたものですから。
気分を変えてみました。

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by yumi_nyago | 2009-01-15 09:00 | アメリカ生活のいろいろ
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アメリカ駐在会社員の妻が日々格闘する、はちゃめちゃライフ

by yumi_nyago
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